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おせちの重 |
意味 |
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一の重 |
家内安全 不老長寿 子孫繁栄 |
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二の重 |
喜び 財産 学業成就 |
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三の重 |
夫婦円満 不老長寿 出世 |
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与の重(四の重) |
無病息災 家運向上 末広がり |
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五の重 |
空箱(神様から福を授かるよう空けておく) |
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種別 |
祝い肴の具材 |
意味 |
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祝い肴 |
数の子 |
数の子はニシンの卵を使った料理で、卵の数がたくさんあることから子孫繁栄の願いが込められています。また、ニシン(二親)から両親の長寿子孫繁栄の願いを込めたものです。 |
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祝い肴 |
黒豆 |
![]() 邪気を祓い、無病息災を願う食材です。古くから黒色には魔除けの力があるといわれており、邪気払いの意味があります。また、豆には「まめに働く」という意味があり、家族みんなが今年一年まめに元気に過ごせるように、働けるように、という願いが込められています。 |
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祝い肴(関東) |
ごまめ・田作り |
![]() 小さくても頭と尾が揃って縁起が良い田作りは、片口いわしの稚魚を飴炊きした料理で、田植えをする際に祝い肴として食べてまして、さらに田の肥料に使う程たくさん獲れたことから、五穀豊穣への願いが込められています。別名「五万米(ごまめ)」ともいわれます。 |
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祝い肴(関西) |
たたきごぼう |
たたきごぼうは、ごぼうが地中深く根を張ることから家族や家業が土地に根付くこと、細長い形状から幸せが細く長く続くことへの願いが込められています。主に「延命長寿」「豊作」「家や家業の安定」「新年の開運」といった意味があります。 |
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口取り |
かまぼこ |
紅を担っている薄桃色の部分は「めでたさ」や「魔除け」の意味を持っており、白色の部分は「神聖さ」や「清浄」の意味を持っています。神聖や清浄半月型の形が日の出のように見えることから、「新しい門出」の象徴とされています。 |
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口取り |
伊達巻 |
長崎から江戸に伝わり、江戸っ子の気立てを表す「伊達(だて)」まきと呼ばれるようになりました。巻物や掛軸を連想させることから学業成就、文化の発展を意味すると言われています。 |
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口取り |
昆布巻き |
昆布巻きは「養老昆布」と書いて「喜ぶ」に掛けていて、幸福への願いが込められています。地域によっては中にニシンが入れられ、「二親」という漢字を当てて「二親(ニシン)」が「養老昆布(よろこぶ)」と解釈し、両親の不老長寿の願いが込められています。また「子生(こぶ)」という漢字の当て字から子孫繁栄の意味も込められています。 |
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口取り |
栗きんとん |
![]() きんとんは「金団」と書き、金色の団子」や「金色の布団」という意味があり、おせち料理では金塊や小判に見立てられ、今年も家族が困ることなく豊かに生活できますようにと、願いが込められています。また「勝ち栗」とも言われるように、武家社会では戦の勝機を高めるための縁起物として重宝されたという経緯があり、栗も勝機を高める縁起物とされています。 |
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種別 |
祝い肴の具材 |
意味 |
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焼き物 |
鯛 |
赤い色や形の美しい鯛は七福神の恵比寿さまが持つ祝い事には欠かせない「めでたい」に通じることから縁起の良い魚でもあります。また、鮮やかな赤色は「めでたい(鯛)」慶びの象徴を表すとされています。 |
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焼き物 |
海老 |
![]() えびは「背中が丸まった姿と長いひげ」が老人に似ていることから、長寿を表しているとされます。そして、「目が飛び出している」外見から、「めでたし(目出たし)」と連想され、さらに、脱皮を繰り返すことから「出世」の意味もあり、慶事に適している食材と考えられました。新年に相応しい、縁起の良い食材です。 |
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焼き物 |
鰤(ぶり) |
鰤は成長とともに名前が変わり、「モジャコ」から「ワカシ(関東)・ワカナ(関西)」、「イナダ(関東)・ツバス(関西)」、「ワラサ(関東)・ハマチ(関西)」、そして最終的に「ブリ」へと名称が変化しまするため「出世魚」とも呼ばれています。そのことから、おせち料理では立身出世の願いが込められています。 |
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焼き物 |
貝類 |
![]() ![]() |
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酢の物 |
紅白なます |
![]() 紅白なますとも呼ばれるように、にんじんと大根を使った酢の物で、紅白のお祝いの水引をイメージし、平和への願いが込められています。紅白のコントラストが鮮やかにおせち料理をいろどります。 |
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酢の物 |
菊花かぶ |
かぶを菊の花のように飾り切りした酢の物です。菊には邪気を払う意味があります。 |
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酢の物 |
ちょろぎ |
![]() 黒豆に添えられたちょろぎはシソ科の植物で、黒豆には「まめに働くという」意味があり、黒豆とチョロギを合わせることで「まめに健康で長く働けるように」という意味合いになります。おせち料理では地下に伸びた「塊茎(かいけい)」をゆでて梅酢で色付けします。漢字で「長老木」「長老喜」「長老貴」「丁呂木」「丁梠木」「千代呂木」などと書き、いずれも不老長寿の願いが込められています。 |
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種別 |
煮物の具材 |
意味 |
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煮物 |
れんこん |
蓮の根であるれんこんは仏教では神聖な野菜とされ、縁起物とされています。「極楽浄土に最もふさわしい花」とされており神聖な植物です。たくさんの穴が開いていることから「将来の見通しが良い」という意味があります。また、れんこんは種が多いことから多産を象徴し、「子孫繁栄」の意味もあります。 |
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煮物 |
にんじん |
![]() にんじんは名称に「ん」が付くことから、「運が付く」といった意味も込められ縁起の良い色の食材です。にんじんは、梅の花の飾り切りをして煮物に使われるほか、紅白なますにも使われています。梅はまだ寒い時期に咲くことから、清廉潔白・節操といった清楚なイメージを持つ花です。紅白の花を咲かせるため、お祝いの席に適しています。 |
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煮物 |
たけのこ |
たけのこは成育のスピードが速く、すくすくと伸びることから、子供の成長や立身出世、家運向上の象徴です。筑前煮のほか、かつお節と煮た「土佐煮」がおせち料理に入ることもあります |
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煮物 |
里芋(八頭;やつがしら) |
里芋は親芋の下に子芋、子芋の下には孫芋が連なるように育つことからおせちでは、子孫繁栄につながると言われています。おせちには亀の甲羅のように見える切り方の「六方むき」で調理されることが一般的です。 |
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煮物 |
くわい |
くわいは、地下に伸びた丸い「塊茎(かいけい)」の先から大きな芽が出ることから「芽(め)出たい」に通じる野菜であると言われ、さらに子芋ができることから子孫繁栄を祈る意味合いもあります。また、亀の甲羅を表す六角形や八角形にして不老長寿の願いも込められています。 |
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煮物 |
ゆり根 |
漢方薬にも使用されていることから「無病息災」の願いも込められている、ゆりの球根のゆり根は「鱗片(りんぺん)」が球根に重なる様子から「歳を重ねること」や「和合」を表し、子宝をイメージした子孫繁栄の意味もあります。 |
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煮物 |
こんにゃく |
おせちの定番であるこんにゃくは、馬の手綱を模した結び目の形をしている「手綱こんにゃく」です。農耕にとって大事な馬の手綱には、五穀豊穣を祈念する意味合いがあります。さらに結びこんにゃくが良縁、縁結びもイメージさせる縁起の良い食材です。 |
おせちは、弥生時代に中国(唐)から日本へ伝わったとされています。
おせち料理は、「めでたさを重ねる」という意味で縁起をかつぎ、重箱に詰めるのが一般的ですが、江戸時代末期から明治時代にかけて箱に詰めて提供されるよう定着しました。なお、おせちに重箱が使われるのには、「めでたさを重ねる」「福を重ねる」という理由からという説があります。
おせちが江戸時代の後期からが重箱に詰められるようになる前は「喰積(くいつみ)」と呼ばれていました。奈良時代から神様にお供えするための「おせち」と呼ばれる御膳に配された料理はありましたが、時をへて重箱に詰められた料理の方を「おせち」と呼ぶようになったのです。
御節料理の代表的なものを指します。
弐の重には、「焼き物」を詰めます。焼き物とは海の幸を焼いた料理で、おせちでは鯛、鰤(ぶり)、海老、あわびなどがあります。また、3段重の場合は、「焼き物」と「酢の物」を弐の重に詰めることもあります。「酢の物」は、紅白なます・ちょろぎなどがあります。
参の重には、「煮物」を詰めます。料理は、たけのこ・れんこん・にんじん・里芋・くわい・こんにゃくなどがあります。おせちには、根菜と鶏肉を油で炒めてから煮る「筑前煮」と、炒めずに煮汁を残さないよう煮詰める「煮しめ」のいずれかを入れます。煮物が1品のみの場合は、箱の全面に敷き詰めるのが一般的です。
4段目お重、「与の重」に「与」の字があてられるのは「四」が「死」を連想させる忌み言葉のためです。与の重には、三の重と同様に煮物を詰めます。煮物は一つの鍋で作るため、家族の結びつきや繁栄を願う意味があります。ただし、地域や家庭によっては酢の物(紅白なますなど)を入れる場合もあります。現代風のおせちではエビフライや中華風のおかずといった子どもが好むおかずを詰めることもあります。子どもが食べやすい食材を入れることで、「家族みんなで同じおせちを囲む」というイメージも高まるようです。
五の重は別名「控えの重」ともいい、何も入れず、年神様から授かる福を詰めるために空にしておくのがしきたりです。これには、「発展の余地がある」、「まだ将来的に繁栄する余地がある」という意味も込められています。しかし、地域によっては他のお重に入りきらない料理を入れたり、代表的な料理以外の食材を五の重に入れることもあるようです。また、五穀豊穣や家内安全を願うおせちの締めくくりにふさわしいとされていますが、近年では入りきらなかった料理や家族の好みのものを詰める家庭も増えています。